[2025/4/19、4/27] 30-DELUX Special Theater 2025『デスティニー -アドラメレクの鏡-』

投稿日:2025/05/04

舞台観劇

<東京公演> 池袋・サンシャイン劇場
■4月19日 17:30公演
■4月27日 13:00公演(東京楽)

※以下、『デスティニー -アドラメレクの鏡-』のネタバレが含まれています。

観てきました、『デスティニー2025』。

久しぶりの『デスティニー』!!久しぶりの30-DELUX!!

まさかこの令和の時代に、10年以上の時を経て『デスティニー』が再演されるとは夢にも思わなかったけど、2011年の初演と2013年の再演が本当に最高だったので、今回も発表された時からそれはもう楽しみにしてました。

勢い余ってチケット取りすぎたりなどもしつつ(…)、行ってきましたサンシャイン劇場。

いつも大変お世話になっております……!!

まず30-DELUXの公演自体が大変久しぶりだったので、あ~~~~この雰囲気懐かしいな~~となるなどしました。
(最後に行ったの多分マホロバ再演)(30-DELUXは4thのバーズ以降マホロバ再演まで、スペウォと薄桜鬼以外は全部観てる人)

ロビーの賑わいっぷりもよかったけど、特に前説の感じが懐かしかったな~~!

千秋楽の前説より、横文字を聞くと発作を起こすライカの一般兵と取っ組み合いをするベルゲンタールさん。

ロビーでいえば、今回きぐるみリニューアルデビューだった"よつば"と"はな"もめっちゃかわいかった♡
欲を言えば一緒にお写真も撮りたかったなと……笑 (※ロビーは撮影禁止)

で、観劇の感想ですが……

基本的には楽しめました!!(ん?)

ストーリーの基本軸はほぼ変わっていなかったので、『デスティニー』を観たぞ~~!!という気持ちになれたし、本編はもちろん、前説もアフタートークも千秋楽のスペシャルカーテンコールも全部楽しかっです!!
(特にアフタートークは、アツヒロくんが終始自由で……本番の興奮がなかなか冷めず、頭回ってないまま暫く2倍速くらいで生きてたのは面白かった笑)

そう、楽しかったんだけ、ど!!!!

……あの、林のあっきーには大変申し訳ないんですが、正直、全体的に新演出は刺さらなかった、かな…………

何が刺さってないかというと、まずオープニング。
テーマ曲が流れる辺りから、なんだか微妙だな〜となり。
なんだろう、曲はカッコいいんだけど……うーん、イマイチ刺さらない……。
単純に見慣れてないだけかな?と思ったものの、2回目観劇時にも、うーん?となってしまい……。
あと、マイクの音量なのか先に入ってる新良さんの歌声との相性なのか、一部歌唱が不協和音奏でていたり、歌詞も全然聞き取れなかったり。

でもオープニングはまだ全然良いです。
いうてテーマ曲(と劇中のゴンタルの曲)が聴きたすぎて、エムカード目当てにBlu-rayの予約したくらいには楽しんだし。

Blu-ray予約特典のエムカード。「SADAME」と「レボリューション デスティニー」、「The GONTAL」の3曲が聴けてお得!

問題は、語り部!!!!!!

え、何!?ごめん、い、いらな……

今までと変えたい意図があるにしても、本当に、いらない……
清水さんの語り部自体は悪くはないんだけど、そもそも必要性がわからなかったし、寧ろストーリーのテンポを悪くしているだけのように感じてしまった。
特に最後!!テムジンがユミンを抱きかかえて終わる大事な大事な場面。
ストーリーのラスト、観客が一番入り込んで一番感情が昂っているシーンですよ。
そのまま大音量で主題歌「SADAME」が流れてカーテンコール、で良かったのに、流した主題歌を一旦ブチ切って語り部が出てきたのだけは今思い出しても許せない。
「SADAME」が大好き過ぎるから余計に無理。マジで余韻のぶち壊しっぷりが酷すぎる。2回観てそこだけは2回ともキレてた。
で、わざわざ余韻をぶち壊してまで出てきて一体何するのかと思いきや、

「俺は誰かって?お前たちの、(頭を指しながら)ココ」

は?なんだそれ意味わからん。ふざけんな。(ごめんなさい)
意味深()なこと言うだけ言って観客に投げっぱにするやついらないから。

実はこれ、配役発表された時から地味に不安要素だったんだけど、的中でしたね……

しかし、それよりも何よりも、語り部以上に今回気になってしまったのは、
タムトック大将軍のキャスティング…………

え、な、なんで女性にしたの……?
マジで語り部よりも謎案件。

どうやら元宝塚の方らしく、まぁそれはそうでしょうね?
でも、私にはどうみても「スラっとした長身の女性が付けヒゲと甲冑を身につけてコスプレをしている」ようにしかみえなくて、ずっとずっと違和感しかなかったのだけど、よくそれでいけると思ったね……?
みんなはアレをタムトックとして違和感なく受け入れられたの……?
遠目からみても何しても、タムトックのはずなのにあまりにもあんまりにも女性すぎるから、もしかしたらあえて女性にした理由でもあるのかと思いきや、本当にただ純粋におじさんとしてキャスティングしただけのようで。……え?

そもそも、『デスティニー』の見どころのひとつとして、アランとタムトックの「疑似父息子的な関係性」があると思うんですけど、今回のタムトック、どっからどうみても女性にしかみえなさすぎて、そこがまるっと台無し。父性ゼロ。
せっかくアランが良い演技しているのに、本当に本当に本当~~にもったいない。
いや、女優さんもちゃんと役を全うしており、良い演技もされていたので、女優さんを責める意図は全然ないですよ。
でも、どんなに良い演技をされていようと、そもそもおじさんにみえない時点で話にもならないわけで。
これは明らかにキャスティングミスであり、それによって、『デスティニー』の大好きな要素の1つが完全に消滅してしまったのは悲しかったな……

てかさ、初演・再演のタムトック大将軍ってさ、坂元健児さんなんだよ……
イケオジもイケオジ、父性の塊みたいなタムトックを浴びてるからさ……
そのイメージが強いところに、いくら宝塚の元男役の方とはいえ女優さんをキャスティングしたのは、あまりにも無茶がすぎたよね……。
だから、これに関しては、どう考えても、 キャスティングが、悪い。

と、ここまでつらつらと不満を並べてしまったけど、どれだけ演出や脚色が変わったとしても、ストーリーの根幹が揺らいでいなかったのは大きくて、なにより佐藤アツヒロがテムジンを演じるという安心感。
テムジンはやっぱり彼しか考えられないし、彼がテムジンを演じれば、それはもう『デスティニー』なわけで。

今回は新演出・脚色が一部私には合わなかった、というだけで、『デスティニー』の良さは何も変わっていなかったのは本当に良かったです。

もうね、テムジンとシャイターン、テムジンとユミン、テムジンとアラン、アランとタムトック(は今回残念だけど……)、アランとアイシャ、アランとグリューン……
それぞれのキャラクター同士の関係性と、それぞれが運命に翻弄されていく様がたまらない。

やっぱり『デスティニー』という話が好きだなぁと改めて思いました。
また劇場で観劇できて良かった!!

開演前の舞台の様子。前説が終わるまでは撮影可能でした。

ところで、鈴木達央のシャイターン良かったな~~~~~~!!!!!!(唐突)

いやー、達兄のシャイたんホント良かった!!かわいかった!!
シャイたんかわいいよ、シャイたん。シャイたん大好き。かわいい。
『デスティニー』の度にシャイたんかわいいって言ってる気がするけど、シャイたんかわいいがかわいいのは事実だから仕方がない。

タイソンさんのシャイたんも森田さんのシャイたんも、達兄のシャイたんも、ぜーーーんぶまとめて愛してる!!!笑

★コメント等ありましたら是非!

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